みなさんこんにちは!
登録者25万人のYouTubeチャンネル「マメ」を運営している、マメです。
本記事は次のような方に読んでいただきたい内容となっています。
僕は、本業の会社にバレたくないので顔出しはしていません。
顔出しせず、本業とYouTubeの掛け持ちで、2年で20万人以上のチャンネルを育てることができました。
この2年間、僕はYouTubeの「動画構成・撮影・編集・サムネ作り」をあらゆる角度から実践、失敗と成功を繰り返し、独自ノウハウを構築してきました。
ここでは僕が2年間で積み上げた「効率よくチャンネルを成長させるテクニック」をお伝えします。素人だった僕のノウハウは、きっとみなさんに役立つはず。
本記事は次の「10のステップ」で構成されています。
ちなみに、本記事は超初心者向けの内容(YouTubeのアカウント作成方法など)は割愛しています。そこからの方はまずこちらの本をおすすめします。
【本記事の価格について】
本記事の価格は「2,680円」にしました。
この価格は、自分だけで決めるのではなく普段から僕の動画を見ていただいている視聴者のみなさんの意見をもとに決めました。
それから、、、
本気でYouTubeをがんばるみなさんのために、
"もっとYouTubeを伸ばしたい人限定 LINEアカウント"
もつくりました。こちらは本記事を購入しなくても登録できます。
それでは早速、本編に入っていきましょう。
① 「究極のテーマ」の見つけ方
まずはチャンネルテーマの考え方を抜本的に見直して「究極のテーマ」を見つける方法をご紹介します。YouTubeをすでに始めている方も、いま一度チャンネルのテーマについて考えてみましょう。
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「今からYouTubeを始めても遅い」
このような言葉をよく聞くようになりました。
実はこれ、「エンタメ系YouTuber」のお話です。
エンタメ系YouTuberの第一人者「ヒカキンさん」がYouTubeを始めたのは2007年。エンタメ系YouTuberはすでにレッドオーシャンです。今から参入するのは非常に厳しいでしょう。
しかし…
YouTubeにはまだ「穴場」が存在します。
それは「知って得する系チャンネル」
「知って得する系チャンネル」とはその名の通り、役立つ情報を教えるチャンネル・動画のことです。僕のチャンネルもこちらにあたります。
実は「知って得する系チャンネル」が増え始めたのはここ2,3年。比較的最近です。そのおかげもあり、このジャンルにはまだ「穴場」が存在します。
いくつか例を挙げてみましょう。
これらは1万人を超える人気チャンネルがほとんどありません。災害の多い日本において、災害時ライフハックがまとめられたチャンネルがあれば、"とりあえず登録しておこう"となる予感もしますが...。
もちろんこれらはほんの一部。「知って得する系チャンネル」はまだまだこれからの分野がたくさん隠れているんです。
さらに「知って得する系チャンネル」は、顔出しをしなくてもいいという大きな魅力も持っています。なぜなら視聴者は、顔ではなく情報を求めているから。
例えば、テレビのニュース番組とバラエティ番組。ニュース番組はアナウンサーが誰であろうと気にせず観ますよね。視聴者が求めるものが「情報(報道内容)」にフォーカスされています。対してバラエティ番組はどうでしょう。年末特番「笑ってはいけないシリーズ」を例にすると、あの5人が出演しているから観ちゃいますよね。知らない人がチャレンジしていてもあまり観ようとは思いません。視聴者が求めるものが「人」にフォーカスされています。
このように、知りたいもの・見たいものによって見せ方は随分と変わってきます。
つまり「これからYouTubeを本気で成長させたい」「顔出しせずにYouTubeをはじめたい」のであれば「知って得する系チャンネル」が非常におすすめです。
これを念頭に次に進みましょう。
▼テーマを絞ろう
ここで、チャンネルテーマを決める上で非常に重要なポイントを2つお伝えします。
YouTuberにとって過去動画は資産です。
5年前の動画でも、10年前の動画でも、再生されると広告収益を得ることができます。つまり、過去の動画であっても「見たい」と思ってもらえることが重要ということ。
次の動画タイトルがあったとしましょう。
さて、1年後も見てもらえる動画はどちらでしょうか?
なんとなく、①の気がしますよね。オリンピックのようにある日を境に廃れていく情報は一過性の動画といいます。流行りに便乗した動画をひたすら投稿する手段もありますが、時間のない我々にとっては至難のワザ。長く見てもらえる動画こそ、私たちのライフスタイルに適しているといえます。
これらを踏まえ、チャンネルは情報が古くなりにくいテーマにすること。時事ネタチャンネルはNGです。
さて、なんとなくテーマが見えてきたら、本屋に足を運びましょう。
実は本屋にいくと、そのテーマが正しいテーマなのかどうかがわかります…!
本屋にて、自分が選んだテーマについて書かれている本を探してみましょう。
僕のチャンネルテーマを例にすると、
「iPhoneの裏ワザ本」「iPhoneのアプリ本」ですね。おそらく5,6冊は見つかるはずです。これらの本を何度か目にしたことがある、という方もいるはず。比較的多くの本が出版されているテーマです。
ここで何を伝えたいのかというと、多くの本になっているテーマは「求めている人が多い」「ネタが豊富にある」ということ。
つまり、そのテーマはYouTubeのテーマに適していると言い換えることができます。ネタが尽きにくくニーズがあるテーマは、本屋に行けばわかるんですね。逆に、1冊しか見つからないような本のテーマはニーズが少なくネタもつきやすいということになります。日本の本だけでなく、海外の本にも目を向けてテーマの答え合わせをしましょう。
この方法で、思いつくテーマを篩(ふるい)にかけることが非常に重要となります。
ちなみにどうしてもテーマが思いつかないという方は、まず本屋に足を運んでヒントを得るという順番でも構いません。できる限り大きな本屋に行って、より広い視野で探すと効率的でいいテーマが見つけやすいです。
本屋で答え合わせをしながら、最高のテーマを掘り当てましょう!
② 「ネタ集め」がラクになるお手軽テクニック
テーマが決まれば、次はネタ集めです。良い動画をつくるためには良いネタを仕入れる必要があります。ここでは僕が実際に実践しているネタ集めの方法を3つご紹介します。
① 本やSNSを活用する
前章で見つけた本を何冊か読んで、ヒントをもらいましょう。
もしくはTwitterやInstagramを活用するのも効果的です。
「○○ 便利」で検索したり、「#○○」で検索して市場調査をしてみるのも良いでしょう。
もちろん、良いネタを見つけたとしても転載はNGです。
文章を引用したり、画像をそのまま使ったりしないよう気をつけましょう。
(ちなみにYouTubeの「音楽の著作権侵害」は、チャンネル凍結される可能性は低いです。ただし著作権を所有するレコード会社からの「著作権侵害申し立て」により、対象動画収益の全額もしくは数十%がレコード会社の持分となる可能性があります。)
② 海外サイト・海外YouTuberのネタを調べる
海外のネタを早めに取り入れて動画のネタにする、という方法も効果的です。実は外国で記事になった数日〜数ヶ月後に日本で記事になる、というくらい日本語での記事化のスピードは遅いです。
つまり、海外サイトにアンテナを張っておけば、多くの日本人が知らない情報をいち早くゲットすることができるということ。
自分が選んだテーマに合う海外サイトをブックマークしておけば役に立ちます。
ちなみにこの方法は、英語が読めなくても大丈夫。
Googleアプリで英語記事を検索すれば、日本語に翻訳してくれるので記事の全体像を掴むことができます。
海外YouTuberの調査も同様の理由で重要です。よく「海外で流行っている○○が本当か日本でも検証してみた」といった動画がバズっていますが、これも海外ネタをすばやく輸入したもの。キーワードとなる日本語を英語に翻訳してYouTubeで検索して誰よりも早く動画にしてしまいましょう。
③ サジェスト機能を活用する
「どうしてもネタが切れそう」「今人気のネタを知りたい」という方はGoogleやYouTubeのサジェスト機能も有効です。
GoogleやYouTubeの検索欄にて単語を入力しスペースを押すと、よく検索されているワードの組み合わせが人気順で表示されます。
上の画像は2021年11月に「iPhone 」でサジェストされたもの。一番上には「iPhone データ移行」とありますね。9月に発売されたiPhone13シリーズに機種変更された方がよく調べているということがわかります。
つまり、データ移行に関する動画を今すぐ投稿すれば見てもらいやすいことになります。このサジェスト機能は専用のツールも存在するなど今や当たり前のワザになりつつありますので、単純にこれだけを参考に動画を作っても大きな成長は期待できないでしょう。以降でご紹介している動画の見せ方や伝え方を参考に、他の動画よりも目を引く動画を投稿することが重要です。
③ コスパ最強!安くて使える「撮影道具」
YouTubeを始めるための道具を揃えましょう。
ここでは、「俯瞰撮影スタイル」「一般的な撮影スタイル」「カメラを使わないスタイル」の3パターンに分けてご紹介していきます。
【俯瞰撮影スタイルの場合】
僕の撮影スタイルがこれです。まずは僕の環境をまるごとご紹介します。
▼編集用パソコン
▼カメラ
▼レンズ
▼照明
▼マイク
▼俯瞰撮影用機材
▼背景紙
これらをすべて揃えると、僕の撮影環境が出来上がります。(ざっと「30万円」を超えます…。)
初期投資にこの金額はしんどいですよね。
もちろん、はじめからこのレベルの機材を揃える必要はありません。
もっとお求めやすくかつ視聴者の満足度が高い機材をご紹介しておきましょう。
まず、動画で大切なことは第一印象です。どれほど内容がよかったとしても第一印象が悪ければ、視聴維持率はもちろんチャンネル登録してもらえる可能性もグンと下がってしまいます。
第一印象とは、画質や雰囲気のこと。これを極めることが非常に重要となります。
こちらをご覧ください。
①5万円のカメラ + 2万円の照明
②20万円のカメラ + 3000円の照明
おそらく、①と答える方が多いと思います。
①はいつもの僕の動画環境です。
実は、安いカメラであっても良い(明るい)照明があれば画質をグッと向上させることができるんです。②は暗い映像を無理やり明るくしたので明るさのバランスや色合いが非常に調整しづらくなっています。
ちなみに「iPhone+2万円の照明」だとこんな感じ。これでも十分綺麗ですよね。
ここから言えることは、はじめからカメラを買う必要はないということ。「YouTubeやるぞ!」と意気込むとなんとなく物を揃えたくなっちゃう衝動はわかりますが、我慢です。
ほとんどの方は、iPhoneを使った撮影で十分です。
次はマイク。ここもiPhoneで十分、と言いたいところですがマイクはiPhoneだと少し物足りなさがあります。5000円くらいのもので構いませんので購入しましょう。値段が高いほうが良い音なのは当然ですが、お金をかけるほどの違いはなかなか一般人には気づかれません。
次は俯瞰撮影用機材。僕の動画のように、手元を撮影したいという方は必須のアイテムになります。価格は高いわけではないので、こちらは揃えておきましょう。机の天板に挟み込むタイプになります。
最後は背景紙。僕はエレコムのものを使用しています。
机の上に何も敷かなければ光が反射して綺麗に撮影できないので手元を撮影される方には必須のアイテムです。それ以外でも、例えば物撮りのように綺麗に見せたいものがあるときにも使えるアイテムなので1つ持っておくと便利です。
以上を踏まえた「低価格かつ満足度の高い機材一覧」は次のようになります。
▼編集用パソコン
▼カメラ
お持ちのスマホ(iPhoneなど)
▼照明
▼マイク
▼俯瞰撮影用機材
▼背景紙
合計で14万円ほど。先ほどの半額になりました。
パソコンが11万円なので、すでにパソコンをお持ちの場合は3万円ほどで揃えることができます。
【一般的な撮影スタイルの場合】
次は下の写真のような撮影スタイルでのおすすめ機材について。
こちらも、照明がポイントとなってきます。
【カメラを使わない撮影の場合】
「カメラを使わない動画」とは、アニメーション動画やパワーポイントを使った動画のことです。
実は僕も、初期の頃はこの手法で動画を撮っていました。
カメラを使わない動画は「道具を買い揃える必要がないので初期費用がほぼ発生しない」というメリットがありますがその反面、操作に慣れるまでが大変&動画作成に時間がかかるというデメリットがあります。
これは「VideoScribe」という専用のソフト(有料)を使って作成しています。「家族がいて撮影しづらい」「撮影する部屋がない」「まずは気軽に始めてみたい」という方にはおすすめの方法です。作り方はこちらのサイトがわかりやすいのでぜひ参考にしてみてください。
以上。本当にコスパのいい、最低限の塩梅のものばかりを集めました。ぜひ参考にしてみてください。
...ここまで聞いて「やっぱり初期投資には抵抗があるよ...」という方。
新しいことにチャレンジするということは、どんなものであろうと準備が必要です。野球を始める場合もバットとグローブとボールが必要です。
YouTubeを始めて最短距離で成長を目指したいのであれば、最低ラインとしてこれらを揃えることが必要となります。おやつ代や飲み会費を少しずつ節約して、自分への投資として購入しましょう。
④ 「なぜか見ちゃう」をつくる撮影テクニック
ではいよいよ撮影です。
動画の"クオリティ"を決める上で、撮影と編集は核となる部分です。
どんなに素晴らしいテーマ・ネタでも、動画のクオリティ(見た目や動画の質)が悪ければチャンネル登録まで繋がりにくなります。ここで重要なのは、あなたが思う「クオリティの高い動画」と視聴者の思う「クオリティの高い動画」は決して同じではないということ。あなたが「これくらいで十分だろう」と投稿した動画は、視聴者からすれば雑な動画に見えるかもしれません。そうならないためにしっかりとポイントを抑えていきましょう。
大切なポイントは次の5つ。
ひとつずつみていきましょう。
① はっきりとした影をつくらない
次の画像はどちらが「見やすい」と感じるでしょうか?
理由は簡単で、上の画像はクッキリとした影が映ってしまっているんですね。
実は、映像の中に影のようなクッキリとした線が多いほど、乱雑に見えてしまいます。
以下はGoogleの製品画像です。影はありますがぼんやりとしているので、乱雑に見えず、見せたいものがより際立っていますよね。
このように、影はできる限りぼんやりさせると全体がスッキリとします。
僕の環境は大きめの照明を2台用意して、左右から照らしています。一方の照明で、もう一方の影を相殺しているかたちです。
また、大きめの照明を使うことにも理由があります。実は光源面積が大きいほど、影が分散されます。
僕のおすすめ以外の照明を購入する場合であっても、最低30cm以上の大きさの照明を準備しましょう。
また、以下製品のように光源が見えている照明はできる限り控えましょう。白いシートやフィルムで光源が覆われた照明の方が、より影をぼやかすことができます。
また、左右の照明だけだとどうしても中央部分が暗くなってしまうことがあります。気になる場合は、中央照射用に小さめの照明を一台設置するのがおすすめです。 僕は気になるので設置していますが、必須アイテムではないので削っていただいても大丈夫です。
② さびしいスペースをつくらない
こちらも画像を見ながらご説明したいと思います。どちらの方が「見たい」と感じるでしょうか?
では別アングルでも。
どちらも、下の画像の方が「見たい」と感じるはず。上の画像は物が少ないため目が飽きてしまいます。
ここでのポイントは、背景にさびしいスペースを作らないことです。例でいうとこちらの部分ですね。
背景は「何もない」よりも「何かがある」方が見続けたくなる傾向があります。不思議ですよね。実はこれ、はじめしゃちょーも実践しているテクニックになります。
あくまで僕の推測ですが、背景に何かがある方がいいと感じる理由はテレビ番組が影響しているのではないかなと思っています。バラエティ番組もお昼のニュース番組も背景のセットはとても豪華ですよね。だから映えるものがあって、僕たちは無意識レベルでそこに安心感を感じているのかもしれません。
「ものを置くのは分かったけれど、どんなものを置いていいかわからない」という方も多いと思いますので、以下にサンプルを記載しておきます。
▼俯瞰撮影する場合におすすめの置き物
僕の動画スタイルとなります。
動画に登場しているグッズは雑貨屋で揃えたものもありますが、ガチャガチャで集めたものも多いです。近くに雑貨屋がないという方は、近所のスーパーに設置してあるガチャガチャコーナーをのぞいてみてください。
価格もお求めやすいので気に入ったものがあれば複数回ガチャして、シリーズを揃えておきましょう。「ガチャガチャは同じものが出たら無駄な出費になる」という方はメルカリやラクマで検索するとシリーズものをまとめて購入することができるのでそちらを利用するのも良いでしょう。
▼自分を撮影する場合におすすめの置き物
最もメジャーなYouTuberスタイルですね。顔を映さずに首から下を撮影するスタイルもこちら。以下の置き物がおすすめです。
雑貨や棚・照明などを設置したり壁紙の色を変えるというのもいいですが、手取り早いのはフェイクグリーン(造花など)を設置することです。
以下のような植物を、さびしいスペースに設置すると雰囲気が一気に変わります。
本物の観葉植物でも良いのですが、動画では本物かどうかがわからない上、管理も大変ですのでフェイクグリーンで十分です。
これらをできれば2,3個配置しましょう。それだけで動画の見え方が変わります。
③ 無駄な動きをしない
人に何かを説明する際に、よく手を動かす人がいますよね。身振り手振りで伝えようとしてくれるのはわかるのですが、どうしてもその動きに目がいってしまい聞き手は気が散ってしまいます。
説明が上手な人は、本当に伝えたいときだけ動きをつけます。聞き手も集中できますし、動きがあれば「ここが大事なんだ」と視覚的に感じることができます。
これはYouTube動画においても同じです。
僕は、手の動きは極力おさえて、伝えたい場面、次のシーンに展開したい場面で大きく動かすように心がけています。
特に顔出ししない動画の場合、表情がつけられないので動きの緩急はよりわかりやすくすることが重要です。
こちらに意識しながら、撮影してみましょう。
次に照明の明るさです。
僕のおすすめ照明を購入された方向けに、僕が実際に設定している設定値を以下に記載しておきます。
続いてカメラの設定値。こちらも僕が実際に設定している設定値を記載しておきます。
④ 20%を意識する
こちらも大切です。
動画で話すときは「聞き手はあなたが話す内容の20%しか理解できない」と常に意識しながら話すようにしましょう。
具体的には、以下のようにすると良いでしょう。
自分の頭の中で綺麗に整理された状態でなければ、聞き手が「なぜか見ちゃう」と感じる心地いい伝わり方にはなりません。特に日本人は口下手な方が多いので、思ったことをスラスラと口にするのは難しいかと思います。そこで、次の⑤の後半でもご紹介する台本を使った撮影方法が大切となります。
⑤ いつもよりワントーン高い声で話す
動画は、いつものトーンで話すと視聴者には暗く聞こえてしまいます。特に男性の場合は元々声が低いのでこれが顕著にあらわれます。わざわざ暗い動画を見たいと思う人なんていませんよね。自分の動画をずっと見続けてもらいたいのであれば、いつものトーンで撮影することはあまり良くありません。
テレビを見ていると、芸能人の方々はいつも元気で明るく見えますよね。対してスタジオにゲスト出演する一般人の方は、あまり元気がないような少し暗く見えることがあると思います。これの違いは、声の出し方です。
芸能人の方は、声の出し方のプロです。聞き手が聞きやすい声の出し方を知っているんですね。その第一歩が、声のトーンを高くするということ。これだけで随分と印象が変わります。
実は僕も初期の頃と現在とでは、声のトーンが高くなっています。
▼チャンネル開設当初
▼現在
声のトーンを変えると、随分と印象が変わるかと思います。とはいえ、いきなり声のトーンを高くして撮影するのはなかなか難しく、話しているうちに元のトーンに戻ってしまうなんてこともしばしば。
そんな場合は、話す言葉をあらかじめ決めておくとやりやすいです。僕は現在でも、動画のセリフをすべて書いてから撮影するようにしています。
そしてこの台本にはある工夫も施されています。台本をそのまま読むと、どうしても棒読みになったり息継ぎのポイントが不自然になってしまいがち。そのような問題を解決するために僕の台本はある法則で作成しています。
こんな感じ。
これだけのことですが、聞こえ方は随分と変わります。
ぜひ試していただけたらと思います!
もしかするとみなさんはここまで一言一句書き起こす必要はないかもしれませんが、撮影内容をある程度まとめておけば声のトーンだけを意識することができますので、声の癖付けを早めたいときにも活用できるワザになります。
⑤ 「がんばらない編集」で継続をつくる方法
次は編集です。
ここでは、僕が愛用しているAdobeの「Premiere Pro」という編集ソフトを使用して説明します。
編集はYouTube活動において最も時間を消費する作業です。つまり編集作業をいかに効率化できるかが継続への重要ポイントとなります。
このステップでは最低限これだけを抑えれば、質を担保しながらラクに編集できるという具体策をご紹介していきます。
大切なポイントは次の3つです。
① 明るく、ハッキリとさせる
映像はできる限り明るく、はっきりと映像が映るように、加工をします。
「YouTubeを見よう」と思うとき、暗い気持ちで見る方は少ないですよね。大抵の方は明るい気持ちでYouTubeを見ているはずですので、映像自体を視聴者の気持ちに合わせる必要があります。
僕はいつも、以下の設定で映像の明るさ・色味を調整しています。
このあたりの設定値は使用機材・環境・動画の内容によって変わるかと思いますが、映像が引き締まり、明るく見やすい動画になりますので必ず調整をしましょう。
ちなみに、スマホを俯瞰撮影をする場合にありがちなのは「スマホのディスプレイにカメラが反射してしまう」という現象。
この現象は、「黒レベル」をグッと下げることで解決しますので、お試しあれ。
② 編集をパターン化させる
視聴者を飽きさせないために毎回の動画で異なるテイスト・異なるトランジションを加えるということも意識としては重要ですが、まずは自分が継続できるシステムを確立しましょう。
僕の動画の画面構成をご覧ください。
この構成はお決まりで、パターン化しています。つまり僕の動画は、
この5ステップで完成するので、非常にスムーズに編集を完了させることができます。まずは継続させることを第一に、自分の動画の画面構成を考えてみましょう。デザイン・加工・字幕の色などの変更は、登録者がある程度伸びてきてからでも全く問題ありません。
③ ストレスを減らす
次は地味ですが、非常に重要なポイントをご紹介します。
動画をつくるにあたって意識して欲しいことが2つあります。
「話している内容」に注目してもらいたいのに、派手なエフェクトや無駄な動きがあると注目箇所がブレてしまいます。これは視聴者にとって「どこを見たらいいのかわからない...」といった小さなストレスにつながります。
また情報を知りたいのに結論までの話が長かったり妙な間があると、これもまたストレスにつながります。
1本の動画で、視聴者に与えるストレスを1ミリでも減らすことを常に意識しながら動画編集を行いましょう。
よくありがちな動画のストレスをまとめてみました。
ほかにもあると思いますが自分の動画にこれらのストレスが潜んでいないかチェックしてみましょう。そして見つかればすぐ修正しましょう。例えば動画のテンポ感が悪いのであれば、場面転換のアニメーションを少し食い気味に入れてみるとか、なくなっても意味が通じそうなフレーズをごっそり削除してしまうとか。
テンポ感のお話でもうひとつ。話し声には意外と「間」があります。
「YouTubeを成長させたいなら まずはこの記事。 これ おすすめです」
空白部分が間だと思ってください。文で読むと違和感にすぐ気がつきますが、実際にカメラの前で話すとこうなることがしばしばあります。
この「間」は、編集時にカットするだけで脳内にスッと入ってくる話し言葉に早変わりします。
このように、自分の動画を見直すことをルーティンにしましょう。見直すコツに関しては⑨にて詳しくご紹介しています。
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さて、撮影から編集までひと通りの流れをご紹介しました。
ここまでのエッセンスでYouTube成功への道はグッと近づいたはず。ところが、これだけではまだまだ足りない部分があります。実はここまでのお話は機械的な内容でした。
誰でもそのとおりすればできてしまう内容だったはず。つまりこれらは最低限の知識。ようやくスタート地点に立ったと考えてください。誰でもできることを完璧にこなすだけで成功するほどYouTubeは甘くありません。
ここからは、チャンネルの磨き方を具体的にご紹介していきます。
どれだけ綺麗に磨けるか、どれだけ効率的に磨けるか、間違った方向に磨いていないかなど、あなたのチャンネルが成功の輝きを放つためのエッセンスとなります。
それでは早速...いきましょう!
無料で読める部分は以上となります。ここまで読んでいただきありがとうございました!
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それではまた、お会いしましょう😌